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離島の旅  

離島マップコバルトブルーの海、澄み切った青い空、そして満天の星。情緒あふれる漁師の町へ旅したければ、ボストンバックを片手にいますぐ台湾の離島へ出かけよう。そこはマリンパラダイスの風情と魅力にあふれている。

台湾はアジア大陸の東端にあたり、ユーラシアプレートとフィリピンプレートの境に位置する。特殊な地理環境とプレートの移動で引き起こる地質活動が頻繁なため、台湾本島自体が複雑かつ多様な地形と生態環境を形成しているばかりか、周りの離島にも影響が及んでいる。代表的な離島の観光スポットは澎湖、緑島、蘭嶼、金門、馬祖、亀山島、小琉球など。所在する位置、地質背景、生活の違いにより、それぞれの島ならではの景観が発達してきた。そのため、自然生態や地質の観賞、歴史探検、スキューバーダイビング、古跡めぐり、レジャー活動など、それぞれ旅人のニーズにあった楽しみ方ができる。

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澎湖双心石滬【澎湖】
台湾最大の離島。中国大陸と台湾海峡の間に位置する澎湖は90にも上る大小の島々からなる。海岸線は300キロに達し、1年を通して四季折々の風情や景観が味わえるほか、自然生態や歴史人文にも恵まれている。玄武岩で有名な方山、海岸に延々と続くサンゴ礁、砂浜、漁村文化、そして渡り鳥の生息が島の主な観光スポット。とくに方山では澎湖ならではの景観を生み出している。また、寒流と黒潮の交流点でもあるため、海の幸がわんさとある。このほか、澎湖は世界レベルで自然のままの玄武岩が残っている場所として知られるばかりか、野鳥やアオミドリガメが繁殖活動を行うなど大変貴重な場所でもある。動物や自然を愛する人なら、ぜひとも訪れてほしいところである。

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【緑島】
緑島台東市の東方約33キロの海上に位置する緑島は火山岩塊でできた島である。長年の風化と海食で入り組んだ海岸線ができあがった。切り立った台地の海岸、独立してそびえる岩壁、美しいサンゴ礁、青々とした草原、真っ白な砂浜、周りいっぱいに広がる緑とコバルトブルーの海を合わせた光景はまるで一枚の絵のよう。このほか、島には世界有数の海底温泉もある。黒潮の通り道だけでなく、海底からはとうとうと水が沸き上がるため絶好の漁場にもなっている。また、サンゴ礁の畑で熱帯魚が戯れる様子は海底の絵巻を彷彿させ、スキューバーダイビングファンにとっては、見逃せないポイントだろう。

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蘭嶼拼板舟【蘭嶼】
台東県の東南にある島で、緑島同様、海底火山の噴火でマグマが海に流れ出し、固まってできた火山島である。気候は多湿多雨で山間部は雨林がうっそうと茂っている。動植物の種類も豊かで枚挙にいとまがない。島の周りはサンゴ礁に囲まれ、黒潮の通り道でもあるため、しょっちゅう魚の群れが回遊しており、海釣りやスキューバーダビングのパラダイスとなっている。島民のほとんどはタオ族で、今でも厳しい暑さと台風をしのぐための半地下に建てられた草ぶきの家で生活を営んでいる。飛魚祭りや進水祭りなども行い、伝統、文化、生活習慣を昔のまま受け継いでおり、世界における少数民族のなかでもまれな存在である。蘭嶼を訪れたなら島の美しい風景だけでなく、タオ族特有の文化風習を思う存分楽しんでいってもらいたい。

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金門【金門】
大陸までわずか2100メートルという距離にある金門は丘陵地で、主に花崗片麻岩で構成されている。金門の歴史は戦争との係わり合いが深く、「戦争の島」とも呼ばれ、戦地のにおいがぷんぷん漂う島である。また、金門では歴史の爪痕が数え切れないほど残っている。面積が狭い金門では、政府によって保存を指定された古跡が21カ所にも達する。住宅には閩南地方特有の三合院の建築様式が用いられている。いたるところで素朴そのものの古い家が見かけられ、懐かしい雰囲気に包まれている。

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馬祖芹壁村【馬祖】
台湾海峡の西北にある馬祖は大陸から目と鼻の先ほどのところにあり、海運の要所となっている。花崗岩を中心にした地形は海食が進み、天然の砂礫の砂浜、砂丘、岩礁や切り立った崖などがある。美しい曲線を描いた海岸、渡り鳥の来訪地と自然の生態資源に恵まれている。立地条件の制限を受け、閩東の昔ながらの集落を形成する住宅形態を採っているほか、軍備防衛を目的に設置された軍事施設もある。

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亀山島【亀山島】
宜蘭県頭城鎮の海岸から東方約10キロに位置する孤立した火山島で、海に浮いた亀のような形をしている。岩がそびえ、硫黄の煙がもうもうと立ち込め、温泉が湧き出ている。連山、海食洞窟、湖、崖から生える植物や海の動植物資源が豊富なことから、火山地質や自然生態系の研究にも使える生きた教室である。

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小琉球花瓶岩【小琉球】
屏東県東港鎮の西南、約14キロの海上にあり、台湾にある多数の島のなかで、サンゴ礁によってできた唯一の島である。世界3大サンゴ礁島の筆頭ともいわれ、サンゴの種類も多く、島全体がサンゴ礁でできている。島には面白い形の石や岩がごろごろしており、海の眺めも最高である。このほか、漁港でもあることから、信仰心が非常に豊かで、島のあちこちに廟が設けられている。目をひかれる廟ばかりなので、一度行ってみるといい。

心静かにゆったりと孤島のバケーションを楽しみたいのなら、台湾の離島は究極の選択。コバルトブルーの海と雲ひとつなく果てしなく広がる青い空を感じられると同時に、純朴な人々や豊かな歴史が旅人の心をつかんで放さない。台湾の離島の旅は旅人を飽きさせない魅力にあふれている。



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